拡大床装置

拡大床装置について

拡大装置(床矯正)について拡大装置は、顎をきれいに拡大して永久歯がきれいに生えてくるスペースを作るためのものです。エラが張るなどフェイスラインへの影響が出ることはありません。

子どもの顎の成長を上手にコントロールするためにもので、拡大装置にはネジが付いていて、これを回転させることで装置のサイズを細かく調整できます。これによりベストな形や大きさまで顎が成長するよう導きます。
歯列の内側にはまるアーチ型をした拡大装置の床はプラスチックで、左右半分ずつのパーツでできています。このパーツの間をスクリューがつないでいて、スクリューキーでその幅を調整できます。ワイヤーで固定しますが、取り外して食事や歯みがきを行うことができます。

装着時間が長ければ、それだけ治療期間が短くなります。また、いったん外してしまうと歯が元の位置に戻ろうとする力がかかるため、1日に最低でも連続12時間以上の装着が必要です。

取り外す際には両手で同じ力をかけながらゆっくり外します。装着は鏡を見ながら両手の指先で丁寧に取り付けます。歯磨きの時に外した際には、手のひらに乗せた状態でブラシなどを使い、流水できれいに洗ってから装着してください。

拡大装置使用の際のご注意

痛みが強い場合には、外してネジを少しだけゆるめて装着し、クリニックにご相談ください。
プラスチック部分は不快感や異物感を軽減するために薄く作られていますので、ちょっとした力で壊れる可能性がありますので、やさしく丁寧に取り扱ってください。
食事などの際に取り外したら、紛失や破損、汚れを防ぐために専用ケースに収納してください。
運動をする際には取り外さないと思わぬケガや外れて破損する可能性がありますので、必ず外して専用ケースに保管してください。

固定式の拡大装置

固定式の拡大装置

歯列の横幅をゆっくり拡大するための装置で、緩徐拡大装置とも呼ばれています。急速な拡大装置である急速拡大装置に比べて治療期間が長くかかりますが、時間をかけて広げる分、痛みや違和感が少なくなります。
歯に囲まれた内側には太くコイル状のワイヤーがあり、これが生み出す弾力によって歯列に弱い力を及ぼし、それによって歯列弓が少しずつ押し広げられます。金属のバンドで臼歯に固定するため、取り外すことはできませんが、24時間弱い力で無理なく顎を拡大することができます。
固定式の拡大装置による治療が有効なのは、歯列弓の幅が狭いケースです。八重歯やデコボコなどの叢生、内側に傾いて生えている歯、ねじれた奥歯などの矯正効果も期待できます。急速な拡大装置と違い、歯の向きを斜めに動かす傾斜移動で歯列拡大を行うため、年齢に関わりなく幅広く矯正治療に用いられています。
ワイヤーやバンドの調整や加工によって、指しゃぶりや舌を前に出す舌突出など、歯並びに悪影響を与える癖をなくすためにも役立つことがあります。

治療期間には個人差がありますが、平均して半年~1年程度です。はじめて装着した直後は数日間、食事の際に限ると1週間程度、痛みが現れる可能性があります。

コイル状の太いワイヤーが口の内側にあるため、食事のしにくさや食べ物が挟まりやすい傾向があります。ワイヤーに絡みやすいガムなどは避けるようにしてください。

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